タブラについて
タブラという言葉はアラビア語の「太鼓」という言葉から来ました。北インドのタブラは2個の太鼓がペアになったもので、1つは澄んだ鐘のような音を出す高音用と、もう1つはしなやかな余韻のある音を出す低音用の太鼓からなっています。
ダヤン(ヒンディー語で「右」を意味する)が小さい方の太鼓であり、高い音を出します。(タイは左利きなので、ダヤンが彼から見て左手に置かれています。)主な旋律楽器のSa(サ)/主音に調律されています。(たまにPa(パ)/5番目に調律されることもあります。)一つの木をくりぬいて作られます。
バヤン(ヒンディー語で「左」を意味する)が大きな方の太鼓であり、ほとんどの場合は低いSa(サ), Ga(ガ), もしくはPa(パ)に調律されています。しかし、音程は手の平の付け根を、太鼓の皮に押し付ける強さの度合いによってコントロールされ、演奏中その押し付けるプレッシャーを完全に外すことはまれです。バヤンは(木から作られたダヤンと違い)、ニッケル(銀白色の金属)や銅、青銅、もしくはアルミニウムなどの金属から作られています。胴はハンマーによって形作られ、銀の合金でメッキされています。本来のバヤンは粘土や木から作られており、良い音を出しますが、移動の多い音楽家は丈夫で長持ちする金属製のバヤンを多用しています。